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自宅に連れて帰るということ
2025.05.08

近年では、お葬式を会館や斎場、葬儀場などと呼ばれる、葬儀会社の建物で行われ、人が最期を迎える場所はご自宅ではなく、病院、特別養護老人ホームなどの高齢者施設がほとんどになりました。
自宅に連れて帰るということ
近年お葬式が行われる前の段階で、病院やその他施設から移動した後に最初にお連れする場所、いわゆる安置場所は、斎場というケースが一番多いのは確かですが、これが必ずしも斎場でないといけないという決まりはありません。
例えば
「故人はずっと入院していて、自宅へ帰ることが出来なかった」
「故人は自宅への思い入れが強くて、御骨になる前に一度自宅に連れて帰りたい」
など、そういったお気持ちがある場合は、事前相談時やお葬式のご依頼をする際に、その旨お伝えください。
ご家族や故人のお気持ちを最大限受け止めることが出来る様に対応いたします。
自宅へのお帰りを希望される方も多くいらっしゃいます。マンションなどの集合住宅でも可能です。
ただし、ご自宅の状況によってはお断りせざるを得ない場合もあります。
・エレベーターのない集合住宅の二階以上のお部屋の場合
・エレベーターがある集合住宅でもエレベーター内に搬送用ストレッチャーが入らない場合
・その他、建物・部屋内部の構造上、搬送・移動・安置に適さない場合
※近年の住宅は集合住宅・一戸建てを問わず、通路が狭いなどご遺体を迎え入れることが難しい造りになっていることも多いですので、気になる方はご相談ください。
※病院などから自宅へお連れして、その後斎場(葬儀場)へお連れすると、病院などから直接斎場にお連れする場合と比較して若干の追加費用がかかりますのでご了承ください。
お葬式は一般の方にとってはわからないことだらけ。
「こうしなきゃいけない」、「こうあるべき」と皆さんが考えていることが、
実は「しなくても何も問題ない」「別の方法にしても問題ない」「選択肢がある」なのかもしれません。