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葬儀のエトセトラ

いまさらですが、「家族葬」って何?②

2025.03.17

いまさらですが、「家族葬」って何?②

前回からの続きです。さらに家族葬を追求します。

 

インターネットには情報が溢れています。本当の情報だけでなくニセの情報もあります。情報の鵜呑みは危険です。

 

情報が溢れ過ぎる「家族葬」

「家族葬」をインターネットで検索すれば、葬儀会社のこと以外にも膨大な情報が出てきます。

「家族葬とは?」「家族葬の費用」「家族葬の平均参列者数」「家族葬のメリット・デメリット」などなど・・・。

ですので、一般的な家族葬についてはそちらにお任せすることにして、ここでは別の視点から考えてみます。

多くの方が考える一般的な「家族葬」は多くの部分で現代の日本人・日本社会に非常にマッチしているといえます。

しかし、別な視点から見ると、この「家族葬」をうまく利用しようとしている葬儀社がいるようですので、そこを深堀りしていきます。

冒頭に記した様に家族葬にきちんと決まった定義はありません。公正取引委員会の暫定的な定義があるだけで、家族葬という流れに乗り、葬儀会社各社が独自の家族葬を掲げている、そして一般の方々がこれまた各々の解釈で家族葬を考えているといった状況だと思います。

(それ自体は何も悪くありません。)

 

 

葬儀会社が会員を募る場合の入会金が特別価格って打ち出されるとちょっと不安になりませんか?

 

 

『家族葬〇〇円~』に注意

葬儀会社のHPや看板、新聞折り込みチラシで見かける「家族葬〇〇円~」。

安価な価格帯から家族葬が出来ます!というシンプルなキャッチコピーです。

もちろん広告ですからわかりやすくするのがセオリーです。

でもここに家族葬を謳う葬儀会社とご家族の間でズレが生じる可能性が高いように思えます。

こういう場合、葬儀会社が〇〇円として打ち出すのは、最安値です。

この〇〇円は「参列者身内のみ2~3名程度までで、祭壇・花はなく、棺や骨壺がベーシック、もしくはそれ以下の品質のものを使ったもので、宗教者が関与しない、儀式的要素を一切排除したお葬式」の金額でしょう。

しかしこれも、極端に例の定義から外れているわけでもなく、その葬儀会社が家族葬だといえば家族葬ですから、ウソは言っていません。

でも一般の方はどう考えるでしょう。

心理として「極々近い家族と親族を呼んで20人くらいの参列で、祭壇を花で飾って、お坊さんを呼んで、ささやかだけど、しっかり見送ることの出来るの普通のお葬式」が出来ると思う方もいらっしゃるでしょう。

でも実際はドーンと打ち出した最安値では、そのようなお葬式はまず出来ません。

曖昧な「家族葬」という言葉を前面に出し、低価格でドーンと打ち出すことで、集客をする。

でも内情は

「いや、この金額ではこれは出来ません、あれは出来ません」

「これをするには追加費用がかかります」

のオンパレード。

物事の性質上、一度依頼すると業者を変更するのが、難しくなるのがお葬式です。

(壁はありますが、状況によっては葬儀会社を変更を検討するのもありです。)

多くの場合、ご家族の希望を伝えていくとどんどん金額が上乗せされて、結局のところ思ってもみなかった高額な費用になるか、費用を抑えざるを得ないことで、納得出来ない内容のお葬式になってしまうかのどちらかでしょう。

広告や看板には「家族葬〇〇円~」と謳っていますが、あくまでも「〇〇円から」ですし、家族葬にはきちんとした定義はありませんので、この葬儀会社はウソは言っていません。

こういう葬儀会社の宣伝の紙媒体の広告やHPの隅の方に小さな字で注意書きがあったりします。

「話が違う」とは言わせません。

きちんとした定義がないことをいいことにして、葬儀会社側の最低ラインと顧客側が「家族葬」で思い描く希望の差を利用しているわけです。

「看板・広告に『家族葬〇〇円~』を謳う✕✕葬儀社に家族葬を依頼した。家族が〇〇万円で出来ると思っていたが、結果思ってもみなかった金額になりびっくりした。もう断れなかった。」

という話はよく耳にしますし、ネットのクチコミでもよく目にします。

もちろん、思ってもみなかった金額を提示されても、ご家族の皆さんが納得出来る金額と内容なら、それはそれで問題ないと思いますし、また以前ネット葬儀社の回でもお話した通り、この✕✕葬儀会社(特定の会社ではなく、似た様な方法で集客する葬儀会社の総称としてお考え下さい)のお葬式のシステムを研究し尽くして臨むのであればこれはこれでありです。

 

今回はここまで。次回も近日中にアップします。

 



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