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デジタル遺産・デジタル遺品②「オフラインのデジタル遺品」
2025.02.24

(前回からの続き)
オフラインのデジタル遺品とは、パソコンやスマートフォンなどのデジタル機器に保存されたデータのことで、インターネットに接続していない状態で使うことが前提のものです。
・電話帳などの連絡先
・スマートフォンに保存された画像や動画
・パソコン上でWordやExcelで作成した文書データ
これらは多くの場合、パソコンやスマートフォンの中に保存されていることが多いかと思います。
(しかし今後はデータの管理をクラウド上に移行していくことも増えていくでしょうから、その場合は「オンラインのデジタル遺品」になりますね。)
さて、これらのオフラインのデジタル遺品は内容を確認することについて、大きな障害はなさそうですが、ここで注目したいのがのスマートフォンのロックについてです。
スマホロックの「パターン」なら画面に残る跡などで試すことは出来そうですが・・・
スマートフォンのロック機能
多くの方が自身のスマートフォンにロックをかけているのではないかと思います。
今やスマホは単なる電話ではなく、情報端末。パソコンに電話の機能がついている様なもので、電話の機能はおまけみたいなものです。ここに個人の情報が詰め込まれているわけですから、現代人の生活にとってなくてはならないものになりました。情報が詰め込まれているわけですからロックをかけておくというのはある意味必然です。
しかし元気で暮らしているうちはよいのですが、万一のことがあったら、このスマホのロックがかかっていることで故人のことが何もわからないという状況になりかねません。
昔は友達の家の固定電話の番号をいくつも記憶していましたよね・・・
スマートフォンの中の電話帳
大切な家族が亡くなり、訃報を故人の友人知人などの関係者に知らせたいが、スマホにロックがかかって解除出来ず、連絡を取ることが出来ない。故人の交友関係を家族が全く知らない場合、周りに知らせる手段が途絶えてしまいます。近年内々のみの家族葬が主流となっていることもあり、お葬式を行うことに関してはあまり問題ではないのかもしれませんが、親しかった方やお世話になった方にお知らせ出来るのであればそれにこしたことはありません。
スマホで撮影した写真ってなかなか整理したりプリントしたりしないからどこに保存してあるのかわからなくなりますね・・・
スマートフォンの中に保存されている画像
故人が生前に家族と撮った写真や旅行した際の写真、もしかしたら遺影にするのにふさわしい写真があるかもしれません。
スマートフォンのロックは本人のみが知るものですが、その所有していた本人以外は基本的には分かりません。
残された家族は「携帯ショップに行けばすぐわかるだろう」と思ってしまいがちですが、携帯ショップにこういった件について尋ねたところ、実は店舗では基本的にロックを解除する術は持たないそうで、ロック解除につながるアドバイス程度しか出来ないとのことでした。
次回はデジタル遺品に関しての対策を考えます。