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デジタル遺産・デジタル遺品②「オンラインのデジタル遺品」

2025.02.13

デジタル遺産・デジタル遺品②「オンラインのデジタル遺品」

(前回からの続き)

法的な相続の対象にはならないと思われる金銭に関しない財産「デジタル遺産」をここでは「デジタル遺品」として話を進めます。

またデジタル遺品はさらに

「オンラインのデジタル遺品」

「オフラインのデジタル遺品」

の二つに分けることが出来そうです。

 

スマートフォンですべてが完結する世の中。いいのか悪いのか・・・

 

「オンライン」のデジタル遺品

オンラインのデジタル遺品とはインターネットに接続した状態で使うことが前提のものです。

 

・X(旧Twitter)、Instagram、FaceBook、Bluesky、Threads、mixi、mixi2などのSNSアカウント

・Amazonや楽天、Yahooショッピングなどのインターネットショッピングサイトのアカウント

・ヤフオク!などのインターネットオークションサイトやY!フリマ、メルカリ、ラクマなどのフリマサイトのアカウント

・ネット銀行やネット証券のアカウント

・インターネット上に保存されたクラウドデータ

 

などです。

 

インターネットは私たちの生活に必要不可欠なものになり、子供から中高年までの方はもちろん、インターネットの詳しいことはわからないけれど、スマートフォンは持っているという高齢の方も多くなりました。

またインターネットが普及する中で、いろいろな契約や登録などが書面ではなくインターネット上で完結するものも多くなってきましたが、ほとんどの場合、それらの契約や登録にはIDやパスワードが必要になります。さらに二段階認証や顔認証、指紋認証など、インターネットの普及とともにそこに不正に侵入するものへセキュリティ対策が複雑になってきています。

 

これら「オンラインのデジタル遺品」は、基本的にはパソコンやスマートフォンの中にあるIDやパスワードの情報なので、お金はかからないことがほとんどですが、X premiumやAmazon primeやNetflixなどの登録や契約が有料制のものもあります。

契約・登録を解除しないといつまでも口座から会費等が引き落とされてしまうこともありますし、契約・登録を解除する前に引き落とし口座を解約すれば、契約解除まで別途請求書が送られてくることになるでしょう。

 

パソコンやスマートフォンなどを個人のみで使っている場合は、毎回ログイン時にIDやパスワードを入力しないでよいようにされている方が多いでしょうし、何らかの形で端末内に情報が残っている可能性も高いのではないかと思います。

しかし、そもそも一部の有料制のものを除いて基本的には無料ですから大きな問題にはならないでしょう。有料制のものがあったとしても現金決済ではなくクレジットカード決済でしょうから口座からの引き落とし履歴やクレジットカードの利用履歴などをチェックすれば解決出来そうです。

(ここでは細かく触れませんが、アカウント自体は無料でもインターネットのショッピング、オークション、フリマなどのECサイトの利用額残にも注意が必要です。)

 

X(旧Twitter)などでは、故人逝去の報告を故人のアカウントを家族が使って代理でする事例を見かけたりもしますが、SNSはあくまでも個人的なものですから、無理に触らない方がよいかもしれません。

 

次回は「オフラインのデジタル遺品」に触れます。



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