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デジタル遺産・デジタル遺品③「デジタル終活」
2025.03.01

(前回からの続き)
では、どうするかです。
対象の方が既に亡くなり、その方の友人知人などに連絡を取りたいなど急を要することについては、故人のスマホにロックがかかっていて、解除のパスワード的なものがわからなければ、やはりどうにも出来ません。誕生日や好きな数字の配列など勘に頼るしかありません。
(i Phoneはパスワードを複数回間違えるとデータが初期化されてしまうらしいので、勘を何度も試すのはキケンですね・・・)
となると、そうならないようにするための事前の準備しかありません。
残された家族が困らない様にするための自分自身の終活の一つとして、また残された時間が少なくなってしまった家族への意思確認の一つとして、万一の時に備える必要があります。
なんでもかんでもスマホで出来てしまう時代。でも使いこなせないと意味がないですよね。
デジタル遺品への対策「デジタル終活」
終活のアイテムとして近年認知度が高くなったエンディングノートというものがあります。
この手のものには様々な記入項目があります。今回のテーマでいえば
①スマホロックのパスワードやインターネットを使用する際に使用するIDやパスワードを記載しておく。
デジタルデータの対極にある極めてアナログな方法ではありますが。
②IDやパスワードなどそれらを一覧にしたデータをUSBメモリなどに保存する。
などでしょうか。
ただ、紙の記録でもUSBメモリでも、これらも発見されなければ意味がありませんから、保管場所を決めてその場所を共有する発見される工夫が必要でしょう。
家族や近しい人々だけで出来るのはこの程度ではないかと思いますが、実は近年ではプロに頼むという方法もあります。
・ログインパスワードの解除
・機器内のデータからオンラインでの取引、株や仮想通貨などの電子資産の有無の調査
・機器内で使われているIDやパスワードのリスト化
・X(旧Twitter)やFacebookなどのSNSデータを削除し退会処理や有料サービスの解約手続き
・機器内に保存されている画像・動画・アドレス帳などのデータをUSBなどに移行
などはこれらを業務としている業者が存在している様なので依頼は出来る様です。
しかし解析に時間がかかったり高額になったりする様なので注意が必要です。