- HOME
- > 推し活は地球を救う
推し活は地球を救う
2026.04.12
新年度第一回目です。本年度もお付き合いくださいませ。
たまにはお葬式に関係ない話から。
推し活とは
「推し活」という言葉が認知度を得てきました。
「推し活」とは自分の一推しに対して応援する活動全般をいいます。
代表的な事例としては自分の好きなアーティスト(バンドやアイドルなど)を熱狂的に応援することでしょう。
応援の方法も、「ライヴ、コンサートに行く」「グッズを買う」「自分の周りの人に薦める」「所縁の場所への聖地巡礼をする」など様々です。
「推し活」というとアイドルやバンド等の音楽ものでエンタメ要素が強いものが多く見られますが、動物や鉄道、歴史的建造物、神社仏閣、お店など広義で見ると対象となるものは様々です。
推しはガチ恋とはちょっと違うので、応援することや人に広めることが「推し活」で、これは推し活の対象への応援はもとより、存続をかけた経済的支援の側面もあるのではないかと思います。
地下アイドルであれば、ライヴのチケットを買うこと、物販でグッズを買ったりすることは、アイドル活動のギャランティーを含めた活動資金になります。
歴史的建造物に入館料を支払えばその建造物の維持管理費になりますし、自分の好きな「推し」の店を利用したり、そこで売られている物を買ったりすることは、店の売り上げとなり、店の営業資金や人件費となり店の経営に直接結びつきます。
ですので、古くから続くチェーン店でない飲食店など地元で長く愛されている店もこの物価高騰のご時世ですから、値上げをするしないのギリギリのところで運営をされていらっしゃると思うのですが、値上げしないで潰れてしまうことや値上げしたから行かなくなるということは避けて、ある程度きちんと値上げしてもらって存続してもらう方が街のためにもそこで暮らす人々のためにもよいのではないかと思います。
エンタメにお金を使い、その資金を基に活動が継続され、自分自身がそのエンタメを楽しむ。
お気に入りのお店でお金を使い、営業が継続された店で、自分の好きなものを買う。
歴史的建造物に入館料を払い、建物が維持され、またそこを訪れて展示物等を鑑賞する。
Win-Winの関係を構築していく、これこそ推し活の極意ではないでしょうか。

無理のない範囲で推しにお金を費やすことはよいのですが、度を越えてしまうと取り返しがつかなくなることもあります。推し活は無理のない程度に。
地方の公共交通機関の維持管理
ここ最近に限ったことではありませんが、近年地方の鉄道・バスなどの公共交通機関の存続問題がニュースになります。
北海道ではJRの留萌本線が3月末で廃止となりました。
廃止に至った原因は、石炭や木材、海産物の輸送量の減少、沿線の人口の減少、鉄道から車への輸送手段の変革など長い歴史の中で様々要因がありますが、とどめを刺したのは高速道路の整備でした。
北九州近郊でいえば、平成筑豊鉄道の存続問題が昨年度末にニュースになりました。
最終的にバス転換の方針となりましたが、バスの運転手の人員不足が各地で叫ばれる中、バス転換後も厳しい状況は続くのは間違いありません。
平成筑豊鉄道は国鉄時代に廃止候補になっていた田川線・伊田線・糸田線を第三セクターで営業を引き継いだ路線で、元々廃止になる火種はあったのですが、引き継いだ当初は稼ぎ頭であった貨物輸送があったものの取り扱いがなくなったことに加え、沿線人口の減少やモータリゼーションが追い打ちをかけて、今回の決断に至っています。
国として地方公共交通のあり方を本格的に考えなければならない時代になりました。
ところで、この様な地方公共交通の(特に鉄道)が廃止が決まると、廃止間際には、「廃止になる前に乗っておこう」という人たちで混雑したり、インタビュー等で「廃止は残念・困る・寂しい」と語る人が出てきます。
気持ちはわからなくもないのですが、「普段からこれだけの人が乗っていれば廃止にならないのに」とか「廃止は残念とか言ってるけど、日頃から乗ってました?」って話です。
そもそも外野の人がこういう発言をするのはどうなんでしょう。
離れた所からでもちゃんと推し活してました?
「同情するならカネをくれ!」って話です。
そう考えると、それを日常的に利用すること=推し活って大事だと思いませんか?
実はこの話は次回も続きます。








