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香典の意味合い②

2026.09.17

香典の意味合い②

香典収入

本題の香典のお話に戻ります。

以前のお話の中で、お葬式での香典は、特にご遺族にとって重要だということに触れました。

参列する側は特に難しいことは考えずに「お葬式には香典を持っていく」くらいの認識の方も多いかと思いますが、先程触れたように、香典には故人にお供えするという意味のほかに故人の家族への支援の意味合いがあります。

包む香典の相場についてはここでは割愛しますが、お葬式という、遺族にとって精神面でも金銭面でも負担がかかる行事に香典は経済的な支援にもなるのです。

 

「香典収入」という側面から、お葬式を一般葬にするのか家族葬にするのかを考えることもありです。

現在では家族葬が主流となっていますが、これはこれで、他者に気兼ねなく故人を見送ることが出来るという意味ではメリットですが、一方デメリットとしては一般の方に参列いただかないことで、香典収入がほぼゼロになり、葬儀費用の全額を遺族側が捻出する必要になる点があります。

 

香典返し

香典をいただいたら忌明けに香典返しです。

仏式なら四十九日法要後、神式なら五十日祭後、キリスト教なら死後一カ月程度後(キリスト教では忌中という言葉は使いませんが)に、いただいた香典の額の3割から5割の品物を送ることが一般的です。

北海道の様に通夜時に会葬御礼の挨拶状と数百円程度の品物が香典の領収書とともに渡され、忌明けの香典返しがないところや伊勢地方の様に代非時という香典返しに代わるものをその場で渡されるところ、奈良県や和歌山県や奈良県の一部など、香典返しの手間を省くためその場で半額程度が返金されるところがあるなど風習・文化の違いもあります。

 

最近は香典袋は100円ショップやコンビニにも常時陳列されているので便利です。本文中では触れていなかった香典の相場やマナーなども商品の袋に印刷されています。

 

会葬御礼品

お葬式の打ち合わせをしていると香典返しと会葬御礼品がごっちゃになっている方が多くいらっしゃるのですが、この二つは似て非なるものです。

地域による文化の違いや各葬儀会社の考え方の違いもあるので、この説明が絶対に唯一正しいというわけではありませんが、弊社でお葬式を行う際の方法でお話します。

香典返しは上述した様に、いただいた香典に対してお返しする品物等で、会葬御礼品は読んで字の如く「会葬いただいた方へのお礼の品」です。

ここに香典の有無は考慮に入れず、純粋に会葬いただいた方へのお礼の品物になります。

お葬式に参列された経験のある方は、受付にて小さな紙袋に入ったタオルやお茶、コーヒー等々の品物を渡された記憶があるかと思いますが、それが会葬御礼品です。

極々内々の近親者による家族葬だとあまり必要ではないかもしれませんが、遠方からの親戚や少し遠い親戚の方が参列される予定がある場合は準備をおすすめしています。

 

当日返し

通夜葬儀の会葬者からの香典に対して、忌明けに合わせて送るお礼の品物等を香典返しといいいいますが、これを通夜葬儀当日に香典をいただいた方にお渡しするのが当日返しです。

本来香典返しはいただいた香典の金額の3割から5割程度の品物をお返ししますが、通夜葬儀当日に香典の金額を課細かく確認できないので、会葬者に同額の品物を渡します。

当日返しのメリットは、香典の整理・名簿の作成等の葬儀後の事務的な作業の軽減出来ることです。

会葬者が多数の場合はこの方法を取ると葬儀後の手間がひとつ軽減されます。

対してデメリットは、必ずしもいただいた香典の半返しにならないことです。

このフォローとして、高額の香典をいただいた方には、後日追加の品物を送ることをおすすめしています。

 

 

 

 



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