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あると思い込んでいたものがない!③
2026.06.20
当初の予定より少々長くなってしまいました・・・。
前回からの続きです。
欄外の注意書き
これは葬儀業界に関わらず、どの業界でもあり得ることですが、広告やHPには各社それぞれ自社のアピールしたい事柄を大々的に表示します。
しかし、都合の良いことばかり大きくアピールするわけにはいかない、実はその企業にとってアピールしたくない、出来れば知られずにいてくれた方が都合の良いことだってあります。
得てしてそういう都合の悪いものは枠の下や枠外に小さな字であったり、少し薄く細い字体で記載されていたりします。
テレビCMだとそういったことは一瞬しか表示されないこともあります。
一応、表示していれば虚偽の記載ではないという言い訳になりますからね。
「~の場合、~はついていません」
「~の場合、責任持てません」
「画像はイメージです」
「~は別料金になります」などなど。
アピールしたい内容の表示が目立てば目立つほど、こういう追加の表示は目立たなくなります。

葬儀仲介会社には提携先の斎場の画像がなくてこのように表示されることも。プランの画像も同様ですが、実際の様子もよく確認しましょう。
最近目にしたとある葬儀会社の新聞折込チラシやHPには、パッと見、お得だと思えるようなお葬式プランが、大きく表示された金額とともに紹介されていました。
しかし、よく見ると・・・
「このプランには斎場使用料、サービス料は含まれておりません」
との表示が。
ん?
つまり、おそらくプランに沿った家族葬を依頼すると、プランもそれなりの金額なのですが、プランには斎場使用料は含まれておらず、プランの金額以外に斎場使用料とサービス料が自動的に追加されるということなんですね、多分。
(ほぼ間違いなく必要になる斎場使用料が含まれていないのに、「必要なサービスを全て揃えました」みたいな顔をするのはどうなんでしょう・・・)
以前このコラムでも触れたことがありますが、どんな業界でも概ねハコもの(施設)を有していて、それを使っていただくことによって収益をあげている場合、一般的にハコの使用料というものがかかりますので(費用として見えるか見えないかは別として)、それ自体はおかしな費用ではないのですが、こういう表示をされると「それがないとお葬式出来ませんよね?」と言いたくもなります。
あと「サービス料」って!?・・・。
何のサービス料なのか全く記載されいなくてよくわからない、白紙調書や金額の未記載の領収書くらい内容の自由度が高過ぎな謎の料金。
それでも例えば飲食店の深夜料金みたいに「総額に対して3%かかる」とかの記載があるならまだしも、何のサービス料金だかわからないものがプランには含まれていなくて、あとで自動的・強制的に追加されるわけで、今回の例でいえば、例えば49万円の家族葬プランに斎場使用料が20~30万円、何のサービス料なんだかわからないけど、おそらく1万円や2万円じゃないでしょうから、10万~30万円追加されるとして・・・49万円のつもりが100万円近くになったりんじゃないでしょうか。
そしてプランに含まれていないオプションに誘導されると、あっという間に49万円のつもりが130~150万円なったりするんじゃないかと思われます。(あくまで推測ですが)
あと、HPにも広告にも看板にも、「会員になれば〇〇が50%OFF」とか表示されていたりするんですが、「いや・・・それプランに含まれてないんかい!」とか、その他にも「有料会員特典は一回限り」とあったりするんですが、そうなら会員になる意味が薄れてくるし(リピートしてもらうつもりが全くない)、「そもそも、それって入会金じゃなくて、ただの葬儀の前払い金では?」というように、業界にいる人にはわかっても、一般の方にはわからないようなある意味上手な表現をしているんですね。
広告を作る人ってホント上手ですよね・・・。
以前にも触れたことがありますが、「小さな○○」とかも人の心理をうまく利用しているなあと思うんです。
「お葬式が小さいなら費用も小さい」と思っちゃいますもんね・・・。
次回、この講釈の最終回です。








