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あると思い込んでいたものがない!
2026.06.09
どんな場面においても、「あると思っていたもの」「あるのが当然と思っていたもの」が「ない」と気づいた時に誰しも精神的な苦痛が生じたり、最悪な場合想像だにしていなかった経済的な損失や打撃に打ちのめされてしまいます。
これはお葬式にも当てはまることで、世の中の一人一人のお葬式に対する考え方や価値観の違い、進化(退化?)・簡素化が急速に進む葬送のあり方においては、その流れに乗ろうとする葬儀関連各社の思惑が交錯する現在では、お葬式に何を求めるかのかを明確にしておかないと思わぬ打撃を喰らってしまいます。

あると思っていたものがなかった時、誰もが困惑します。リカバリー出来るものであればいいのですが、経済的に負担が増えてしまうのはツライですよね・・・
お葬式プラン
現在では、ほとんどの葬儀会社がインターネット上に自社のホームページ(以下HP)を開設しています。
そのHP内でよく紹介されているのが、弊社を含め自社のお葬式のプランです。
「お葬式を行うにあたり必要なものを揃えた」とか「無駄な費用を見直した」というのがお決まりの枕詞になっています。
以前このコラム内で、「お葬式に必要なもの・必ずしも必要でないもの」について解説をしましたが、今回はこのプランについて少し見方を替えて触れてみたいと思います。
(以前お葬式プランに取り上げた際に触れたこともあるので重複する内容もありますがご了承ください。)
お葬式プランには「そのプランの金額」と「そのプランに含まれるもの」が掲載されています。
大きな文字で表示されている金額は一番目を引きます。
依頼する側としても、予算が限られていることが多いでしょうから、このプランの金額というのは、お葬式を考えるにあたって大きな目安になることは間違いないのですが、「金額だけに目を奪われてしまうことは非常に危険」であり「プランに含まれるサービスをよく確認する」ことが重要であることは、以前お話しました。
「あるもの」より「ないもの」の確認を
HPには箇条書きやアイコンを用いて、そのプランに含まれているサービス内容を掲載しています。
一見すると、お葬式に必要なものは揃っている様に見えます。
(実際多くの葬儀会社ではきちんと表示されていると思います。)
しかし、ここで大事なのは実は「表示されていないサービス」。
また、加えて気を付けなければいけないのは「欄外の注意書き」です。
「表示されていないサービス」
「表示されていないサービス」、つまりはお葬式にあるべきサービスが抜け落ちていないかをよく見る必要があります。
が、ただでさえお葬式はわからないことだらけなのに、不慣れな一般の方がそこに気づくのは至難の業です。
プラン内にまず間違いなく含まれていないのは
・火葬料
・会葬御礼品
・料理
・供花
・お布施などの宗教者へのお礼
これらは一般的にどの葬儀会社や葬儀仲介会社(いわゆる「〇〇なお葬式」の類。あえて強調しますが、これらは葬儀会社ではありません!)でもほぼ同じです。
火葬料は全国一律ではありませんし、公営火葬場でも自治体により火葬料は違います。
また火葬場の運営自治体に住民票を置いているか否か、大人(北九州市では10歳以上と規定)と小人(北九州市では10歳未満と規定)等でも違います。(火葬場により条件は異なります。)
会葬御礼品や料理、花等はお葬式の内容・規模により変動しますので、固定化して表示することが出来ません。
宗教者へのお礼については基本的に葬儀会社に対して固定費用として支払うものではありません。
(菩提寺のない方への僧侶の紹介についてはまた別の機会に取り上げます。)
これらの項目については極々一般的に「プラン等に含まれていない」ことが明示される場合がほとんどなので誤解を生じることは少ないだろうと思います。
今回はここまで。次回に続きます。








